中国政府 ウイグル民族 先祖代々の墓を強制取り壊し
中国政府、ウイグル民族の歴史を根絶やしにすべく先祖代々の墓を強制取り壊しへ
中国北西部にある「新疆ウイグル自治区」では、ウイグル族を含む多くの少数民族が暮らしています。しかし彼らの先祖代々が眠る墓地が、中国政府によって理不尽に取り壊されているといいます。
フランス通信社(AFP)は、中国上空の衛星写真を調査した結果を公表。「新疆ウイグル自治区」におけるウイグル族などのための墓地が、過去2年間で30件も取り壊され、子どもたちの遊び場や、駐車場へと姿を変えていることを明らかにしました。さらには取り壊しの際に剥き出しになった遺体の人骨や、倒壊した墓石などを、そのまま放置しているような写真も確認できたとのこと。中国当局は墓地の取り壊しについて「都市開発や古くなった墓の“統一”のため」と説明。
一方で民族的アイデンティティを根絶しようとしているのでは、と疑念の声も挙がっています。
五世代にも及ぶ先祖代々の墓を取り壊されたという、オーストラリア在住ウイグル人のNurgul Sawutさん。こうした取り壊しは「単なる宗教的な迫害には留まらない」と語ります。「これはもっと根深い問題です。墓地を壊すということは、その土地に根付いた人々の繋がりを、すべて根絶やしにするようなものですから」
こうした中国政府のウイグル族らへの扱いに対しては、国際的な批判が高まり続けています。アメリカは今月7日に、ウイグル人弾圧に関与した疑いのある政府高官へのビザ発行に制限をかけることを発表。また同じ疑いのある28社の中国企業に対しても、禁輸措置を行うとしています。
めちゃくちゃだ・・・。
こんな中国を国賓として迎える気か日本!!
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