賭けマージャンで橋下徹氏「どうしてワイドショーは朝日や産経に押しかけないのか。社長に会見を開かせないのか」
23日のABEMA『NewsBAR橋下』では、橋下徹氏とジャーナリストの堀潤氏が黒川検事長賭けマージャン問題について議論した。
橋下:検察もメディアも、このまま進んで行ったら終わってしまうと思う。そのくらい重大な問題だ。
僕はもともと賭けマージャンはそれほど非難されるような問題じゃないと思っているが、お菓子やラーメンを賭けるのは良くても、現金は1円であってもダメですよ、という建前になっているのは、お金が反社会的勢力に流れる可能性があるから。
賭けマージャンは絶対ダメですよ、というルールにしておきながら、取り締まる組織のナンバー2がやっていた。しかも“お咎めなし”って。まず取り調べをして逮捕して裁判にかけないと。それなのに法務省の内部調査だけ。ふざけんじゃない、と。政府は「1000点100円だからいいじゃん、問題は無い」と言うのなら、ゴルフでの握りや家庭内・友人間の賭けマージャンについては良いですよ、と閣議決定してから言わないと。中国や北朝鮮のようになっちゃったんじゃないの?。
堀:メディアに関して言えば、検察とここまでの関係を築いておいて、いざというときにきちんと刺せるような特ダネが取れていたんですか?と言いたい。緊急事態宣言の中でも黒川さんと麻雀をすることで何かの情報が取れて、記事に書いた、ということだったらいいけれど、仮に『週刊文春』が書かなかったとしたら、“ダマテン”、黙ってたままだったんじゃないか。
橋下:取材をするための付き合いは必要だけれど、こういう形でメディアが得られる情報って、本当に黒川さんたちにとって不利な情報だろうか。結局、それらはリーク情報だ。
カルロス・ゴーンさんの事件でも、裁判が始まる前に“こんなに悪い人だ”というような話がどんどん報道に流れてきたが、あれも検察からの情報としか考えられないし、それらをメディアがただ垂れ流しているだけだったと思う。検察は自分たちに有利な情報を流して、世論誘導する。メディアは捜査機関しか知り得ない情報を得る。そういうことで報道が成り立っていたことが改めて明らかになった。
そして今回のことについて言えば、産経も朝日も、時代遅れも甚だしい。なんでこの記者たちを実名報道しないのか。もし僕が同じことをやったら、家の前にカメラを並べられ、連日ワイドショーに取り上げられ、社会的に抹殺されるだろう。どうしてワイドショーは朝日や産経に押しかけないのか。社長に会見を開かせないのか。それは、メディア同士がなあなあになっているからだ。
僕は『週刊文春』のことが大嫌いだし、記者たちの目は僕からみたら“悪魔の目”だ(笑)。本当に厳しい。でも、彼らは裏を取って、情報をきちんと調査して出してくる。これが政治とメディアの関係だと思う。
ど正論きた。
ほんとだよ!賭けマージャンをやってたマスゴミも実名報道すべき!!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。