フェミニスト 小島慶子「女性であることが武器になると思っている女性は男尊女卑依存症」

フェミニスト 小島慶子

フェミニスト 小島慶子「女性であることが武器になると思っている女性は男尊女卑依存症」

森氏の発言に関しては、ドイツやノルウェーなどの在日外国大使館もTwitterで Don’t be silent のハッシュタグで抗議し、日本の女性たちとの連帯を示しました。

今回、改めて“日本は女性差別がヤバい国”と広く世界に認知されてしまったわけですが、読者の中には「おじいちゃんだし、そこまで怒ることじゃなくない?」と思った人もいるかもしれません。

女性で得をしたことはあっても損をしたことはないとか、むしろ女性であることは武器になるから有利だと考えている人もいるでしょう。それ、“男尊女卑依存症”かも。世の中の構造に目を向けてみましょう。

もしもいまあなたが自身を「若く、美しく、男社会での駆け引きに長けた女性」で、現状に何の不都合もないと思っているなら、10年後、今ほど若くも美しくもなく、男性の性的関心をひかなくなってから、数少ない女性のポストをめぐって争わねばならない時にも、同じように思えるか想像してみて下さい。

どんな容姿や年齢でも、女性が人として正当に扱われ、能力を生かすチャンスがたくさんある職場や社会の方が、より安心して生きていけると思いませんか。

男尊女卑依存症って何?

なんか目が怖いわ!!

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