
立憲民主党 泉代表「首はすげ替えられたけれども、頭は替わったけれども、体質は変わっていない。権力の闇は今も続いている」
Q)今後、日本政治の中で野党が担う役割をどういうふうに考えているか?
A)私たち立憲民主党に集う議員は、資金力においても組織力においても、岩盤のような政権与党に比べれば弱いところからのスタートになる。でも、なぜ弱いところからでも頑張っていけるのかといえば、国民の皆様に自民党に代わる選択肢をつくりたい。この国の政治には選択肢がなければいけない。やはり自民党の、例えばアベノミクス、国民生活は浮上せず、賃金は上がらず、可処分所得は足踏みを続けている中で、苦しんでいる方々がたくさんおられる。にも関わらず、投票する先がないというのはあまりに申し訳ない、何とかしなければいけないという思いで、立憲民主党に集っている仲間が大勢いますので、我々としては自民党に代わる政権政党をつくっていきたい。
ですから、疑似政権交代では根本は変わらない。今回、岸田総理が成長と分配の好循環とか、新しい資本主義という言葉を並べていますけども、どうも金融所得課税の見直しは引っ込める、そして令和版所得倍増論も引っ込める。聞く力はあると言われていますが、実は実態は変わらない。加えて言えば、赤木ファイルの問題で、今回、奥様の真相究明をしたいという思いに反して、認諾という手続きを取って、財務省の文書改ざんを闇に葬ろうという姿勢。
こういうものを見る限りにおいては、やはり首はすげ替えられたけれども、頭は替わったけれども、体質は変わっていない。権力の闇は今も続いていると。そして、国民の皆様には恩恵が届かない。こういう政治が続いてると思いますので、しっかり岸田総理の表面上の言葉には惑わされずに、表面上のソフトさには惑わされずに、我々としては本当に必要な分配が国民に届いているのか、また政府の中で真相が究明されるのか。こういうところの観点から論戦を挑んでいきたいと思います。
自己紹介ですか?
与党も野党もザーケンナ!!

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