
厳しすぎるパチンコ業界 この1年で637店舗が廃業、もはや泥沼…
かつて庶民の娯楽として認知されていたパチンコ。しかし今の時代、どんどん片隅に追いやられている。 健康増進法の改正でホールでの喫煙が不可能になったこと。
これがそもそもデカかった。
パチンコユーザーは元々喫煙者が多く、チェーンスモーカーも相当いたが、今は当たっても至福の一本をその場で吸うことができない。
狭い喫煙室に押し込められて吸わないといけないのだ。
さらに新型コロナの影響に加え、パチンコCR機、5号機パチスロが1月末で軒並み検定切れとなり、撤去が進んでいることもデカい。6号機パチスロは規制にがんじがらめでさっぱり人気が出ず、一部のマニアを除き、ユーザーからも見放されているのが現状だ。
そういう状況であるので、当然店じまいという事例も各地で見受けられるようになった。(文:松本ミゾレ)
■廃業店舗が相次ぐ一方で、先月の新規出店は10店舗だけ
パチンコ業界ニュースサイト「グリーンべると」に1月下旬、「全日遊連の加盟パチンコ店、2021年中の廃業は637店舗」という衝撃的な記事が掲載されていた。
全日遊連は全国のパチンコホールの組合だ。記事によると、昨年12月末時点での加盟店舗数は7637店舗。
率直な感想を言わせてもらうと、まだまだ多い。
しかし、昨年に引き続き2022年も店舗の減少は止まらないだろう。
もう遊技中はタバコも吸えない。コロナ感染を恐れて遊び控えをするうち、パチンコそのものに興味をなくした休眠層も出ている。
パチンコは出玉性能が苛烈の一言に尽きる様相ではあるが、パチスロは出る台出る台が見事に不発。稼働にほとんど貢献しないまま撤去されているという事態も珍しくない。
一応、こんな逆風の中でも昨年12月に10店舗が新たに新規出店していると記事にも書かれているが、これもかなり少ないという印象だ。
完全にオワコン産業と化してるよね。
いい傾向じゃね?

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